LLP組織の活用 | 会社設立・許認可・経営支援フォーラム

LLP組織の活用

LLP有限責任事業組合組織の活用

さて、メリット・デメリットを踏まえたうえで、LLPを設立するなら、どんな企画がよいのでしょうか。

それは
構成員が予め固定していて、変動の可能性が少なく、
ある一定の長期ではないプロジェクト的なプランの下での組織形態

であると思います。
 
それには、
パターン1 個人&個人の起業(ex定年後の共同起業)
パターン2、中小企業同士の新事業開発テスト
パターン3、個人&企業(大学と企業の産学連携)
等が考えられます。

例を挙げると、

A氏は個人なので、出資額及び比率を高くは出来ないが、本LLPの中核は、
A氏の研究開発力やその経験ノウハウに掛っているので、A氏に出資比率以上の議決権を与えて、
その意見を反映し易くし、貢献度に応じて損益分配の割合を高めるようにする

というのが、典型的なパターンです。
こうすれば、A氏は、大きな資本を必要とせず、個人の専門能力やクリエーティブな発想が重視され、大いにやる気を刺激されるでしょう。

LLP出資比率と議決権

ABC
出資額比率10%20%70%
損益分配の割合=貢献度50%20%30%
議決権50%20%30%

いままでに設立されたLLPの事業の目的の記載例

  • 講演会、研修会、及びセミナーの企画、開催及び運営
  • 市場調査業務
  • 講師の派遣並びに人材育成のための教育事業
  • 雑誌、新聞等出版物の製作、販売
  • 事務計算代行などの事務代行業務
  • 宅地建物取引業法に基づく宅地建物取引業
  • 半凝固ガイカスト法実施用装置の開発
  • 弱電・産業機器部品の加工販売

 

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